生物多様性国際目標にもとづく国立・国定公園の新規指定の課題〜北海道の事例から

愛甲哲也・井上貴央・松島肇・小林国之(北海道大学農学研究院)・上田裕文・石黒侑介(北海道大学メディア・コミュニケーション研究院)・中山隆治(北海道大学公共政策大学院)

C05

陸域と海域の30%を保全する国際目標の達成に向けて、北海道では知床半島基部、日高山脈・夕張山地、野付半島・風蓮湖・根室半島が新規指定候補地とされた。生物多様性保全・観光振興が期待される一方で、地域産業との調整に懸念の声もある。地域住民の意識調査、ヒアリング調査をもとに、指定の課題について検証する。