都市近郊の果樹生産地域における剪定枝の処理及び活用の実態 ―千葉県東葛地域の梨園をケーススタディとして―

前田彬(千葉大学大学院園芸学研究科)・柳井重人(千葉大学大学院園芸学研究院)

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果樹の生産の管理では剪定枝が大量に発生し、都市近郊では果樹園に住宅地が隣接する場合も多いことから、剪定枝の焼却による問題が発生している。 こうした中、剪定枝の有効活用を意図した処理システムの構築が求められる。そこで本研究では千葉県東葛地域の梨園を対象に剪定枝の発生から処理及び活用の実態を把握した。