日比谷公園首かけイチョウに対するレーザ測量による分析

山崎雅治(東京農業大学 地域環境科学研究科 造園学専攻)・國井洋一(東京農業大学 地域環境科学部 造園科学科)

F05

日比谷公園に生育する首かけイチョウは樹高約20m、幹周約6.5mの巨木である。この樹木は推定樹齢400年であるため、今日では樹幹に穿孔や傷、枝折れなどの問題が報告されている。そこで本研究では、レーザ測量により樹木の3次元情報を取得することで、衰退箇所の特定や樹木形状の把握など、新規の維持管理手法の提案を行った。